Google広告の管理画面の使い方をアカウント開設から効率的に使うポイントまでを解説

編集部

この記事では、Google広告の管理画面の使い方を解説します。管理画面の使い方がいまいちわからない人に向けて、基本的な使い方から上手に使いこなすためのコツを紹介します。

Google広告の管理画面は、慣れれば大変使いやすいツールです。ぜひ、参考にしてください。

リスティング広告の費用はどれくらい?広告費用や相場を簡単解説

Google広告とは?

Google広告は、テキスト広告やディスプレイ広告、動画広告などを、Googleが用意する広告枠に表示できるサービスです。
Googleの検索エンジンをはじめさまざまなWEBサイトに設置してある広告枠や、YouTubeなど、インターネットユーザーにリーチできる範囲が非常に広い特徴があります。

また、テキストやディスプレイ広告、動画広告やフィード広告などさまざまなクリエイティブを使って、絞り込んだターゲットに適切なタイミングで表示できるのも大きな魅力です。

このように複数の異なるメニューやクリエイティブを扱うGoogle広告ですが、キャンペーン、広告グループ、広告などの階層構造はほぼ一緒です。一度構造を理解してしまえば、他の広告もスムーズに理解できるのも特徴です。

Google広告の種類

Google広告の管理画面では、下記のGoogle広告を管理できます。

リスティング広告 Googleの検索結果に表示されるテキスト広告
ディスプレイ広告 さまざまなWEBサイトに設置されたGoogleの広告枠に表示されるディスプレイ広告
動画広告 YouTubeやディスプレイ広告枠で表示される動画広告
ショッピング広告 Googleショッピングで表示されるフィード形式の広告
アプリ広告 アプリダウンロードを目的とした広告。Google検索結果やYouTube、Google Play Storeに表示される広告

上記のように、Google広告の管理画面で操作できる広告は多岐に渡ります。

Googleは、検索エンジンのシェアが日本で約80%以上を占めています。
ディスプレイネットワークでは全インターネットユーザーの約90%以上にリーチできる規模です。

YouTubeも国内利用者は6,500万人と、国内インターネットユーザーの大半が利用しています。したがって、日本国内でWEB広告をおこなう際、Google広告の使い方を覚えておけば、あらゆるユーザーにアプローチが可能です。

Google広告の構造

Google広告には多彩なメニューがあるものの、基本的な構造はすべて一緒です。すなわち、アカウント-キャンペーン-広告グループの入れ子構造となります。

アカウント 広告管理画面へのログイン情報や支払い情報
キャンペーン 広告掲載先や広告目的、予算、配信期間を管理
広告グループ ターゲティングや広告クリエイティブ、リスティング広告であればキーワードを管理できる

ちなみに、リマーケティングをおこなったり、コンバージョンを計測したりするために必要な広告タグも、アカウントの中で発行されます。

Google広告の管理画面でできること

Google広告の運用管理画面でできることは、広告の作成やGoogle広告タグの発行などの出稿準備と運用管理、そしてレポート作成です。

広告の作成は「キャンペーン」「広告グル―プ」「広告」「キーワード」などの基本的な設定から、広告表示オプションやオーディエンスリスト、除外リストの設定、広告タグの発行まで可能です。

また広告開始後の運用管理も、管理画面を通じておこないます。管理画面では、すべての運用の成果を把握できるほか、さらに広告レポートを使うと自分の欲しいデータのみを選択して出力も可能です。

なお、大量入稿や管理画面上での変更作業が間違えそうで怖い方は、広告エディターの使用がおすすめです。

Google広告の作成

ここではGoogle広告の作成作業について、具体的に広告管理画面上で何ができるかを解説します。

広告キャンペーンの作成

Google広告の管理画面では、広告を出稿するための基本的な設定である広告キャンペーンを作成できます。

広告キャンペーンを作成する際は、まず目的を設定します。

目的は「認知」「トラフィック」「コンバージョン」など複数あるので、広告施策の目的に合致したものを選びましょう。

次の階層であるキャンペーンでは、広告をおこなううえで重要な「配信期間」「費用(1日あたりの金額)」をキャンペーンで設定できます。

さらに次の階層の広告グループで、デモグラや興味関心、エリアなどのターゲット設定やキーワード設定、入札方式などを設定可能です。

複数のターゲットに訴求する場合は、ターゲット毎に広告グループを設定することが多いです。

最後にテキストや画像、動画といったクリエイティブとランディングページのURLを設定できます。

オーディエンスリストの作成

Google広告では、リマーケティング広告を使って、WEBサイトやランディングページを来訪したことのあるユーザーに、再度広告を表示できます。
そのためのリストを「オーディエンスリスト」といい、Google広告の管理画面で作成できます。

オーディエンスリストは、単純にサイト来訪者をリスト化するだけでなくさまざまな使い方が可能です。
例えばコンバージョンページのみ来訪したユーザーのリストを作り、そのユーザーには広告を配信しない設定をして、コンバージョンしたユーザーに対しては広告を非表示にできます。

また、YouTubeチャンネルの登録者や広告用動画の視聴者などもリスト化し広告配信したり、自社の顧客リストをアップロードして広告配信に使ったりもできます。

除外リストの作成

除外リストとは、広告を表示させないためのリストのことです。Google広告の管理画面で設定できる除外リストは「キーワード」「プレースメント」「オーディエンス」で設定できます。

キーワードの除外リストは、リスティング広告で用いられるものです。部分一致でキーワード設定した場合など、意図しないキーワードで広告表示される際に設定します。

プレースメントの除外リストは、ディスプレイ広告やYouTube広告で使われるものです。もし広告表示させたくないサイトで広告表示されている場合は、該当URLを除外リストに設定します。
YouTubeについても、広告を表示させたくないコンテンツを除外リストに設定して、広告を表示させないようにすることが可能です。

オーディエンスの除外リストは、特定のデモグラや興味関心、オーディエンスリストに対する配信除外が設定できます。コンバージョンユーザーのみ配信除外したり、お酒の訴求であれば、20歳以下の年齢を配信除外するなどの使い方です。

除外リストは、配信ターゲットのみに広告訴求するために使いこなしたい機能なので、ぜひ使い方を覚えておきましょう。

Google広告タグの発行

Google広告の管理画面では、Google広告タグの発行が可能です。

Google広告タグとは、リマーケティングを実施するために必要なリマーケティングタグと、コンバージョン計測に必要なコンバージョンタグのことを指します。

Google広告タグを発行し、サイトに設置することで、サイトにアクセスしたユーザーをもとにしたオーディエンスリストの作成や、スマート自動入札など、コンバージョンデータをもとに広告配信の最適化をおこなった運用が可能です。

Google広告の管理・運用

広告の運用が開始されたら、実際に広告を管理していかなければなりません。Google広告の管理画面では、運用管理も一元的に実施できます。

ここでは、管理画面で可能な運用やレポーティング、さらに外部ツールである広告エディターを使った運用をお伝えします。

管理画面での運用状況の確認

広告管理画面上では、リアルタイムに運用状況を把握できます。

現在広告が掲載されているのか否かはもちろん、広告の表示回数やクリック数、費用、獲得コンバージョン数まで、細かいところまで見ることが可能です。

また、そのデータを「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「キーワード」などの階層ごとや、「地域」「性別」「興味関心」などで切り分けて確認できます。
広告運用の作業では、ほぼ毎日管理画面の指標を見ることになるので、どこで何が見られるかは理解しておきましょう。

広告レポートでの確認

広告管理画面上で確認できる指標の数値は、広告レポートとしてダウンロードも可能です。レポート作成画面にて作成できます。
縦列と横列で自由に項目を選んで指定し、期間を設定しダウンロードすることで、期間中の見たい指標の数値を取り出すことができます。

また、その作成したレポートを保存し、定期的に作成することも可能です。
さらにそのレポートをメールで送信もできるので、管理画面を開けなくてもメ―ルに届くデータで広告の運用状況を確認することもできます。

なおレポート作成画面では、テンプレートも用意されているので、広告レポートをどう作ってよいかわからない初心者の方にはおすすめです。

広告エディターを使った運用

Google広告には、Googleが提供している広告エディターというツールがあります。

広告エディターは管理画面からデータをダウンロードし、管理画面の外で入稿データを操作し、運用するためのツールです。
管理画面で広告を変更すると、その変更はすぐ反映されてしまいます。
広告エディターで入稿データを操作すると、管理画面に反映される前に、設定に間違いがないか確認できます。

また大量に広告を入稿したり、広告グループを何本も設定するなどの複雑な入稿が必要な場合も、いったん広告エディターで入稿データを作って確認のうえ反映させたほうが、間違いが少なく済みます。

さらに、1つ1つ入稿せずにコピーなども可能なため、入稿がスピーディーにおこなえます。
多くのアカウントを管理しなければならない人や、大量の入稿作業を正確かつスピーディーにおこないたい人には、とてもおすすめできるツールです。

Google広告を設定する

ここからは、実際に管理画面を使ってGoogle広告を設定する手順を説明します。

まずはアカウントの開設と支払い情報の設定からスタートします。次に、実際の入稿作業であるキャンペーンや広告グループの設定、広告や広告表示オプションの設定をおこないます。

なお、リマーケティングやコンバージョン計測をする場合は、Google広告タグも発行し、サイトに設置します。
このアカウント開設から入稿設定までの一連の流れは、ぜひ手順を覚えておきましょう。

アカウント開設

Google広告を始めるには、まずアカウントを開設しなければなりません。Googleアカウントでログインしたあと、Google広告のTOPページの【今すぐ開始】をクリックします。


そのあと、「広告の主な目標は何でしょうか。」と表示されますが、いったんページ下部の【エキスパートモードに切り替える】をクリックしましょう。
エキスパートモードに切り替えないと、広告の細かな管理ができない簡易版で広告を設定することになるからです。


「新しいキャンペーンの作成」では、アカウントの設定を先に完了させるので、「キャンペーンなしでアカウントを作成」をクリックしてください。

そのあと、ビジネス情報の確認で国やタイムゾーン、通貨を設定し送信するとアカウント開設が完了します。

支払い情報の設定

次に支払い情報の設定をおこないます。Google広告の支払い方法はさまざまありますが、今回はクレジットカードによる決済の設定方法をお伝えします。

「新しいお支払い情報の設定」画面で、名前や住所など入力項目を入力し、お支払い方法にクレジットカード情報を入力してください。

最後に規約を確認し、「Google 広告の利用規約に同意します」をクリックし、送信をクリックするとお支払い情報の設定が完了します。

キャンペーンの設定

広告アカウントの設定と支払い方法の設定が完了したら、入稿できる状態となります。まずは、キャンペーンから設定をしていきます。

キャンペーンをクリックし、そのあと【+】をクリックしましょう。「新しいキャンペーンを作成」をクリックすると、「新しいキャンペーンを作成」する画面が表示されます。

最初は広告の目的を入力します。今回はコンバージョン獲得を想定して「見込み顧客の獲得」をクリックしましょう。

次にキャンペーンタイプが出てきます。ここではリスティング広告の出稿を想定し、【検索】を選択します。

さらに進むと、目標の達成方法とキャンペーン名の入力がおこなえます。

【続行】をクリックすると、予算と入札単価、広告のローテーション、などの設定をおこなえるので順番に入力していきましょう。

予算と入札単価入力し【続行】をクリックするとネットワークの選択、対象地域などの設定に入ります。
こちらの入力が終わると広告グループの設定に入ります。

広告グループの設定

広告グループでは、主に広告グループで適用される入札単価と、キーワード、そして広告文が設定できます。

まず、広告グループ名を設定したあと、URL、商品名またはサービス名を入力し、キーワードを入力します。設定するキーワードはあらかじめ用意しておくのがおすすめです。

何を設定したらよいかわからない場合は、関連するWEBページのURLや商品・サービス名を入力するとそれに類するキーワードが表示されるので、そこから選択して設定もできます。

新しい広告グループを追加設定する場合は、さらに【新しい広告グル―プを作成】をクリックし、同様に設定をおこなっていきましょう。

広告や広告表示オプションを作成

広告文は「最終ページURL」「パス」「見出し」「説明文」で構成されます。

現在はレスポンシブ検索広告が主流です。あらかじめ見出しや説明文は複数作成したうえで設定すると、スムーズに入稿できるでしょう。複数の広告を設定できます。

広告文を設定し、【次へ】をクリックすると広告表示オプションの設定が可能です。
広告表示オプションは広告文の下に見出しや説明文だけでは書ききれないテキストや、リンク、電話番号などを表示できる機能です。
必ず表示されるものではないですが、入稿しておくと広告文以上に多くの情報を表示できるので、ぜひ設定しておきましょう。

すべて完了したら【保存】して【次へ】をクリックし、入力内容を確認後【キャンペーンを公開】を押すと入稿が完了です。

リマーケティングタグやコンバージョンタグの発行と設置

最後にリマーケティングタグやコンバージョンタグの発行方法です。

リマーケティングタグは、広告管理画面の【ツールと設定】をクリックし、【オーディエンスマネージャー】をクリックします。
さらに左カラムの【データソース】をクリックし、「Google広告タグ」の【タグを設定】をクリックします。

そのあと、「WEBサイトへのアクセスに関する一般的なデータのみを収集して、お客様のWEBサイトの訪問者に広告を表示します。」を選択。タグの設定画面で設定方法に応じてタグが発行されます。

コンバージョンタグについては、同じ【ツールと設定】から【コンバージョン】をクリックし、さらに【+新しいコンバージョンアクション】をクリックします。

コンバージョンの種類で「WEBサイト」を選択し、コンバージョン測定の対象とするサイトの URLを入力し、読み込み手順を選択したら【保存して次へ】をクリックします。
そのあとコンバージョンタグの発行画面となり、コンバージョンタグの設置方法を選択すると、設置方法に応じた情報が表示されます。

なお、リマーケティングタグもコンバージョンタグも、発行後はWEBサイトに設置しないと有効にならないのでご注意ください。

Google広告の管理画面の基本的な見方

管理画面の基本的な見方を押さえておくと、広告がきちんと動いているかや、広告の審査状況や運用状況がわかります。

入稿した広告は、そのままにしておけば勝手に配信されるわけではありません。審査に落ちていれば配信されないので、審査落ちの要因の把握と修正が必要です。また、運用途中の審査落ちもあるので、定期的に審査の状況はチェックしなければなりません。

Google広告は運用の状況を見ながら改善できる広告です。改善するためには現在の広告の状況を把握しなければならず、管理画面のどこを見れば運用状況を把握できるか、知っておくことが必要でしょう。

以下では、管理画面の基本的な見方を重要なポイントに絞って説明します。

広告の有効/無効

Google広告の管理画面では、キャンペーン、広告グループ、広告など一つ一つの要素に対して「有効」「一時停止」「削除」を設定することができます。

「有効」とは機能している状態になっていることです。また、「一時停止」とは、今は機能していないが有効にいつでも切り替えられる状態のこと。「削除」は、要素を削除してしまうことです(削除をしてしまうとその要素は二度と使えなくなります。)

広告を配信するためには、機能させたい要素をすべて有効にしておく必要があります。有効かどうかを確認するには、広告管理画面上の各要素の画面で、チェックボックスの右側にある丸印の色を見ればわかります。

緑色は有効、一時停止はグレーの停止ボタン、削除状態は赤色の×印がついています。広告を運用していく中で、この部分は見逃しがちです。

設定した配信開始日を過ぎてもインプレッションが出ない場合、管理画面の設定一つ一つを見直すと、キャンペーンは有効になっていても広告が一時停止状態になっていたなど、ミスは意外と多いので注意しましょう。

広告の審査状況

広告を配信するためには、入稿後のGoogleの審査に通過する必要があります。通常1営業日程度で審査が終わりますが、審査落ちなどもあるため審査状況を確認しなければなりません。

また、Google広告は運用途中でも定期的に審査が入り、審査落ちする場合もあります。このため、広告の状況を定期的に確認する必要があります。

Google広告の審査状況は管理画面上の「ステータス」で確認できます。ステータスで表示される項目は、Google広告ヘルプページで一覧が記載されているので、確認しておきましょう。

ステータスは単に審査に受かったか落ちたかだけではなく、審査落ちの理由や、なぜ広告の配信状況に制限がかかっているのかがわかるようになっています。
ステータスの箇所にマウスのポインターを合わせると詳細が表示されるので、審査が落ちた場合や制限付きと表示された場合は確認してみましょう。

インプレッションとクリック

広告の管理画面上ではインプレッション(表示回数)クリック数がわかります。キャンペーンや広告グループ、広告やキーワードなど広告の要素ごとに表示されるので、どの要素がどれだけインプレッションやクリックの獲得に貢献しているかを見ることができます。

インプレッションやクリックは広告がきちんと表示されているかや、サイトへの誘導につながっているかを見るための重要な指標です。インプレッションやクリック数がない場合、なぜないのかを検証して要因を理解し、改善していくことでアカウント全体の改善につながることもあります。

検索クエリ

検索クエリは、リスティング広告において、どのようなキーワードで検索されているかを知るための重要な要素です。

関係のないキーワードで広告が表示されていたりクリックされている場合は、そのキーワードを除外設定したり、逆にコンバージョンにつながっているキーワードであれば、キーワードとして設定したりします。

検索クエリはGoogle広告の管理画面の左カラムから、【キーワード】をクリックし【検索語句】をクリックすると表示されます。
追加や削除をしたいキーワードがある場合は、キーワード列の一番左側のチェックボックスをクリックし、【キーワードとして追加】または【除外キーワードとして追加】のいずれかをクリックすると設定が可能です。

検索クエリはリスティング広告の運用で高頻度にチェックする項目なので、ぜひ管理画面の見方や操作方法を覚えておきましょう。

コンバージョンの獲得状況

Google広告を運用するうえで、コンバージョンの獲得状況の確認は外せない項目です。出稿の成果の確認だけでなく、近年ではコンバージョンの獲得状況が広告配信の状況にまで影響してくることもあります。

例えばスマート自動入札を利用している場合、コンバージョン数がある程度獲得できていることがよい成果を出す条件です。一方、コンバージョン獲得が少ない、またはまったく取れていないキャンペーンだと、広告配信もなかなか改善されません。

コンバージョンの確認は、運用において必須の作業です。
獲得コンバージョン数もキャンペーンや広告グループ、広告やキーワードなどの要素ごとに確認ができます。
管理画面に表示された表を右にスライドしていくと、コンバージョン数やコンバージョン単価、コンバージョン率が確認可能です。

表示されていない場合は、表の上の【表示項目】をクリックし、【表示項目の変更】をクリックすると、表示項目の変更画面が出てきます。
そこで虫眼鏡をクリックし検索をかけるか、【コンバージョン】をクリックするとコンバージョン関連の表示項目が出てくるので、表示させたい項目にチェックを入れて【適用】をクリックすると、管理画面上に選択した項目が表示され、数値の確認が可能です。

Google広告の管理画面で運用状況を確認

Google広告の運用状況は、管理画面上で直接確認したり、レポート出力で確認したり、外部ツールと連携したりする方法があります。

一番手軽な方法は管理画面から直接確認する方法です。見たい項目にたどり着いて確認と変更作業がすぐおこなえるからです。

一方、定期的にレポートを出力する場合は、レポート画面でレポートを作成し、定期的にメール送信したりできます。
さらに他の媒体との比較などおこなう場合は外部ツールに連携すると、広告施策全体での管理も可能で大変便利です。
また、Googleアナリティクスと連携すると、WEBサイト全体の流入状況と比較できます。

ここでは、Google広告の運用状況を確認する方法を詳しく説明します。

広告管理画面から直接確認する

Google広告の管理画面は大きく2つの構成になっています。左カラムにキャンペーンや広告グル―プ広告などの要素が並んでいるのでチェックしたいものを選びます。

そして、右カラムで選んだ要素の運用状況を把握できる構造になっています。また画面上部では期間を選択でき、過去との数値と並べての比較も可能です。

右カラムの表のなかには、インプレッションやクリック、クリック率や費用、平均クリック単価やコンバージョン数などが並んでいます。
もし見たい項目がない場合は、表の上部の【表示項目】をクリックすると、表中の項目を任意で選択して表示させることができます。

また【分類】では、表中の項目を時間帯、週、月などの時間別に表示したり、デバイスごとに表示したりできます。
この管理画面だけでも細かい数字の把握が可能なので、日々のチェックはこと足りてしまうことが多いです。

レポートを作成して確認する

Google広告は管理画面だけで日々の運用状況がおおむね把握できてしまいますが、出したい要素にいちいちアクセスしないと数字が見られないデメリットがあります。

特定の項目だけ定期的にチェックしていきたい、あるいは定期的に報告をおこないたい場合は、レポートの作成機能を使うと大変便利です。

管理画面のヘッダー部分の【レポート】をクリックし、【レポート】の作成画面に飛ぶと、レポートを作成できる画面に遷移できます。
レポート作成画面では、自分の欲しい情報を任意で修正できるカスタムレポートと、あらかじめキャンペーンごと、広告グループごとなどで出力できる事前定義レポートがあります。

事前定義レポートでも設定された項目の追加や削除などが可能なので、運用初心者の方なら事前定義レポートをカスタマイズしてもよいでしょう。
また作成したレポートは、定期的に作成しダウンロードしたりメールで自動配信したりも可能です。

サマリーレポートを定期的にメールで届くようにしておき、気になる数字があれば管理画面で詳しく確認するなどの使い方もできます、

外部ツールと連携させて確認する

Google広告の運用管理画面をAPI連携して、外部ツールで運用状況の確認もおこなえます。

例えば広告レポートを自動作成してくれるATOMなどのレポートツールや、Shirofuneのような広告運用ツールなどがあります。

これらのツールに連携させることで、GoogleだけでなくYahoo!JAPANやFacebookなど複数の媒体と比較しながら運用成果を確認したり、予算を管理できるので、複数媒体を運用している場合は非常に便利です。

またGoogleアナリティクスにGoogle広告のアカウントを連携させて、アナリティクス上で運用状況を確認できます。
この場合、WEBサイトの流入状況などと合わせて広告が全体のコンバージョン獲得にどれだけ寄与しているのかなどがわかります。

Google広告の管理画面を上手に使うポイント

最後にGoogle広告の管理画面を使いこなすための機能やポイントを紹介します。

管理画面を上手に使うことで、Google広告の運用をよりスムーズにおこなうことが可能です。

管理画面上の指標も、見たい項目だけ出したり、グラフを活用して視覚的に比較したり、スケジュール設定して定期的に見たい指標だけを出力したりもできます。

また広告運用において、そのときに適した改善案をGoogleが自動提案してくれたり、広告のON/OFFや予算を自動的に制御できたりするので、それらの機能を使いこなして運用作業の効率化を図ることも可能です。

以下では、そんな管理画面の上手な使い方をお伝えします。

見たい項目のみを表示させる

Google広告の管理画面を使いこなすポイントは、まず見たい項目のみを表示させる点です。

Google広告は、さまざまな指標を出すことができます。それは大変便利ですが、管理画面に自分が見たい項目以外の指標が表示されていたり、自分が見たい項目の指標が表示されていない場合もあります。

そのようなときは、表の上部の【表示項目】で自分の見たい項目を追加したり、必要のない項目を削除したりして表示項目を整理すると見やすくなります。

また、レポート作成画面で整理したレポートを作っておくのもおすすめです。

グラフを活用する

Google広告の管理画面では、グラフも表示させることができます。グラフは折れ線グラフと棒グラフがあります。

項目は2つ同時に表示させることができるので、比較も可能です。クリック数とコンバージョン数の獲得状況を日毎で折れ線グラフにしたり、キャンペーン毎のコンバージョン率やクリック率の比較に棒グラフにしたりすると、視覚的にわかりやすくなります。

なお、この機能は管理画面だけでなく、レポート作成画面でも使うことが可能です。

レポート作成画面では折れ線グラフや棒グラフだけでなく、円グラフや散布図も作成できるので、さらにバラエティ豊かなレポートの作成が可能です。

レポートのスケジュール機能で定期的にチェックする

レポートのスケジュール機能を使うと、定期的にレポートをメールで送信し、管理画面を開かなくても指標のチェックをおこなったり、チームで状況を共有したりできます。

レポート作成画面でレポートを作成したあと、【スケジュール】をクリックすると送信先のメールアドレスの入力欄と送信頻度、レポートのファイル形式を選択し、【すぐにメールで送信】をクリックすると、作成されたレポートが送信されます。

最適化提案を活用する

Google広告の管理画面には、広告配信の改善のために何を実施したらいいか、Googleが提案してくれる機能があります。
この提案は、広告アカウントごとに最適なものを選んで提案してくれるもので、とても参考になります。

最適化提案は管理画面の左カラムの【最適化案】をクリックすると表示されます。
さまざまな提案が表示されますが、上部の「最適化スコア」の改善にどれだけ寄与するかがパーセンテージで記載されているので、数字の大きいものから適用していくとよいでしょう。

またアカウントによっては「自動適用」の機能が使えるものがあります。自動適用はあらかじめ適用してもよい最適化提案を設定しておくと、Googleがちょうどよいタイミングで適用してくれる便利な機能です。

現在自動適用が使えるアカウントは限られていますが、ページ上部に自動適用のアイコンが表示されている場合は、ぜひ使ってみましょう。

自動化ルールを活用する

Google広告の「自動化ルール」とは、設定と条件を指定して、広告のON/OFFや予算の変更などをカレンダー設定して自動でおこなう機能です。

キャンペーン内で広告文を切り替えたり、予算をコントロールしたりなどでき、手動で切り替えるよりも作業時間を短縮できます。
自動化ルールで設定できるのは一日の予算、キャンペーン(広告グループや広告、キーワードなどでも設定可)の有効/一時停止、入札単価の変更などの項目です。
そしてこれらのアクションを実行する条件や頻度を設定し、変更作業の自動化をおこなえます。

使い方としては、適用したいキャンペーンなどにチェックを入れ、表の上部の【編集】をクリックし【自動化ルール】をクリックすると設定画面に遷移し、設定が可能です。

また設定の確認も管理画面ヘッダーの【ツールと設定】をクリックし、「一括操作」の【ルール】をクリックすると設定した日とどのような変更がされるかが確認できます。

「自動化ルール」はお休みの日の変更作業や複数のキャンペーンの変更作業を同時におこなうときに大変便利な機能です。

ただし、便利ではあるものの、きちんと変更がされているかは、必ず確認することをおすすめします。また設定のミスやもれがないように、できるだけシンプルな設定にするようにしましょう。

Google広告の管理画面を使って効率的に運用しよう!

今回は、Google広告の管理画面の使い方を解説しました。

アカウント開設から、広告の設定方法、そして運用期間中に上手にコントロールしたりレポートを確認したりと、Google広告に関するありとあらゆることが管理画面上でおこなえます。

Google広告はやれることが多いために、効率的に運用するには管理画面をいかに使いこなせるかが大事なスキルとなります。ぜひ本記事を参考に上手にGoogle広告を使いこなしてください。

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編集部

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