できるSEO会社やマーケティング会社は意識している?「ゼロクリックサーチ」とは?そしてタガタメの取り組みは?

香取
ゼロクリックサーチとは?

SEO、マーケティング情報を検索してここにたどりついたみなさまこんにちは。

ここ数年、WEBマーケティング界隈で、SEO対策やリスティング広告に力を入れているWEBマーケティング従事者の間では、「ゼロクリックサーチ」という言葉が定着しつつあります。このページにたどり着いたのも、ゼロクリックサーチを調べてご訪問されたのではないでしょうか?

今回は、そのゼロクリックサーチについてと、それに対してタガタメではどのように考えているかを書いていきます。

Googleサーチコンソールの使い方を理解する!登録方法から活用方法まで解説

ゼロクリックサーチとは?

何か情報を探そうとしたとき、Google検索を使う人は多いと思います。

たとえば、明日の天気を調べたい
たとえば、ある有名人について調べたい

「ゼロクリックサーチ」はこんなときに発生しています。

具体的な例をあげます。

2021年のNHK大河ドラマの主人公「渋沢栄一」さん。
渋沢栄一さんはどこの出身だったんだろうと、Googleで検索したときの結果がこちら

Google検索結果 渋沢栄一 出身地

渋沢栄一 出身地

ひとめで出身地が分かりますね。
出身地を知りたかった人は、この検索結果を見てGoogle検索を閉じるでしょう。

もう一例

Google検索結果 タガタメ マーケティング

タガタメ マーケティング

Google検索 タガタメ WEB制作

タガタメ WEB制作

当社、タガタメの事業内容を調べる人が検索してくれるときによく使われているキーワードです。
検索結果をみると、「タガタメ WEB制作」の検索結果には、「WEB制作」という言葉が表示されておらず、自社ながら反省。笑そういう場合は直ぐに改善をしてきましょう。

他によくあるのが、

Google検索 タガタメ 港区

タガタメ 港区

当社の住所や経路案内を探している人が使うキーワードですね。

検索結果の1つ目には「港区」と記載がないものの、2つ目には「港区」があるので、こちらを見てもらえると検索した人は「タガタメという港区にある会社」についてある程度の情報を得られたと思います。

ここまで見てわかると思いますが、どれも検索結果に答えがしっかり表示されていました。
知りたいことが検索結果に表示されていれば、わざわざサイトに行く必要がなくなります。これが、ゼロクリックサーチ。

また逆に、目的の情報がなかったので検索をやめてしまった人も、ゼロクリックサーチとなります。

ゼロクリックサーチ、だからなに?

検索した人は、検索したことで知りたかったことを知ることが目的です。知りたかったことが検索結果のなかに見つけられれば、わざわざサイトには訪れません。

ところが、WEBサイトのアクセス数などを気にしているWEB担当者や、サイトに訪れてもらってこそ意味があるようなWEBサイトを運営している人にとっては困りものです。
ECサイトやサービスサイト、アクセス数が多いことを売りにしているWEBサイトや、アフィリエイトサイトなどは特にそうかと思います。

WEBマーケティングにいそしんでいるWEBサイトオーナーやWEBマーケティング従事者の方は、このゼロクリックサーチをどう考えてどんな対応をとるかを検討していく必要がありそうです。

ゼロクリックサーチとどう向き合うのか?

「アクセス解析やコンバージョン数が測れないと何も評価できなくなってしまう」
「だからゼロクリックサーチをなんとなく嫌う」

そんな人が多いのではないでしょうか。

今まで、WEBサイトの評価をするとなると、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールの指標や、あるいは自然検索や広告から生まれるコンバージョン数などの指標ではなかったでしょうか。
サイト運営の目的に対して、それらの指標が重要なことであればそれで良いと思います。

でも、逆に言うと、

ツールの指標を高めるためのサイトの運用になっていないでしょうか?

Googleや広告プラットフォームなどがつくった「既成の指標」に向かってビジネスをすることが、本来のサイト運用の目的に沿っているでしょうか??

既成の指標はあくまでも指標であり、本来のサイトの運用やビジネスにとっての最終ゴールではないはずです。

ゼロクリックサーチへの対応よりも、WEBマーケティングを通じて何を提供したいのか?

ゼロクリックサーチをどのように受け止めて、どのような対応をしていくのかは人それぞれかと思いますが私たちはこんなことを考えています。

教訓

定量の結果だけ見るのはだれでもできる
定量にあらわれないところも見ていく目を養う

ゼロクリックサーチという言葉ひとつで揺らぐようなサイト運営はしなくてよいと思っています。
そこへの対応をどうするかアレコレと考えるよりも、

「自分たちは世の中にどんなことを提供したいのか?」

これをじっくり考えることのほうが健全だと考えています。

そんなことを言う私も、この記事を公開したのちに、GoogleアナリティクスやSNSを見て、

「アクセスがたくさんあった!」
「こんな検索キーワードで訪問してくれてる!」
「エゴサ、結構話題になってる!」

・・・と、目に見えることに一喜一憂すると思います。笑

でも、それとは別に、Googleアナリティクスやエゴサなどでは測れないところを見る目をしっかりと養えるように精進したいと考えています。

それでは!

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香取

子どものころに読んだ「トーマス・エジソンの伝記」。幼少のエジソンが「1+1はなぜ2なの?大きな1だよ…!」と、2つの泥だんごを1つにしながら先生に問いかけたシーンに衝撃をうけました。1+1はいつも2ではない。あたりまえっぽいことに疑問を持てるようにこころがけています。

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