いつもどこかで「ヒエラルキー」とたたかっているみなさんこんにちは!
私自身もつねひごろからヒエラルキーとたたかっている一人です。
今回はデジタル化された現代で仕事をするうえで重要な「文字入力」についてです。
文字入力
パソコンであれば、「文字入力」や「タイピング」などと呼びますね。
スマートフォンやタブレットであれば、「フリック」による文字入力もあります。
1人1台のデジタルデバイスを持つことが普通な今では、文章で誰かに物事を伝えるうえで文字入力はとても重要な作業です。
いえ、「作業」というよりは「●●●●●●●●●」ですね。
その重要な「●●●●●●●●●」について書きたいと思います。
伏せ字部分はあとで回収しますので、「●●●●●●●●●」ってなんだろうと考えながら読んでみて下さい。
ヒントは、9文字です。
それでは、どうぞ。
仕事を行うにあたり、「タイピング」が速いことがステータスだった時代
パソコンを使ってデスクワークをする人にとって「タイピング」は必須のスキル。
入社してすぐに「タイピング遅くない?」、「ブラインドタッチを練習してね」と、先輩に言われた人も多いと思います。
そんなタイピングに、「タイピングヒエラルキー」があった時代がありました。
スマートフォンが今ほど普及しておらず、「文字入力といえばパソコンでするもの」だった、2010年代なかばくらいまでがタイピングヒエラルキーが強かった時代だったと思います。
タイピングヒエラルキーって?
タイピング速度が速いと、短時間にたくさんの文章が書ける
→だから、たくさんのメールに返信できる
→だから、たくさんの資料を作成できる
→だから、(タイピングが遅い人より)仕事ができる
と、そんな考え方です。
タイピングは速いに越したことはありませんが、仕事の結果との相関関係はさほどないですよね。
タイピングが速くても、「文章力」は必要
資料を作成したり、メールを書いたりするのに必要なタイピング。
だからといって、タイピングの目的は「文章を書くこと」ではありません。
本質的な目的は、「文章を書いて相手に正しく情報を伝えること」。
タイピングが速くても、伝える情報がおろそかではいけません。
精度の低い文章を相手に届けていては、相手が情報を正しく受け止めるまでに無駄なやりとりが増えます。
これでは、結果的に相手に伝わるまでの時間は長くなってしまいます。
また、まれに「タイピングが速いと頭がいい?遅いと頭が悪い?」なんてことを言う人もいると思いますが、速いか遅いかよりも、もっと大事なことがあります。
速さ、遅さよりも、おろそかにしてはいけないのが「文章力」です。
文章力とは、「正しく伝える力」
文章力といっても、小説家のように読む人をワクワクドキドキさせるような文章を書く必要はありません。
ロックバンドの歌詞のように、人生で一度も使ったこともない表現を使ってみたり、読む人によってとらえ方が変わってしまうような表現や、教訓めいた文章はビジネスの場ではかえって無駄になります。
大事なことは、「相手に正しく情報を伝えること」。
どれだけタイピングが速くなっても、これを忘れてはいけません。
ブラインドタッチを「極めたつもり」になるのもNG
タイピングが速い人の特徴として、「ブラインドタッチ」ができることがあります。
ブラインドタッチ・・・キーボードから目をはなして行うタイピング
「タイピングソフト」などを使って練習することで、ブラインドタッチも上達します。ブラインドタッチができると、誰かと話しながらでも、テレビを見ながらでもタイピングはできたりします。
でも、ここで落とし穴が1つあります。
ブラインドタッチが普通にできてくると、入力したひらがなを「変換したい漢字やカタカナ」などに変換にも慣れてきます。
例えば、「しごと」と打ってからスペースキー(変換キー)を1度押せば漢字の「仕事」に変換されるのも理解し始めます。
2度押せばカタカナの「シゴト」、3度押せば…と、変換候補まで頭に入ってくる人もいます。実は、タイピングが速くて、ブラインドタッチを極めたつもりになっている人が陥りがちな罠がここにあります。
日本語入力ソフトはアップデートされる。自分の行動はアップデートしているか?
パソコンやスマートフォンに入っている日本語入力ソフトは日々進化しています。今までなかった新しい単語が追加されたり、過去の変換履歴から予測変換される単語が増えていたり、変換される順番が変わっていたりと、入力ソフトがアップデートされているからです。
いつもとは違う変換候補が出ているのにそれに気が付かないまま変換をしてしまい、書いた文章をチェックせずにメールを送信してしまう人もいます。
「速く打てるから大丈夫」
「変換候補も頭に入ってるから大丈夫」
慣れてきてときほど、単純な「変換ミス」も起こしやすくなるかもしれません。油断大敵ですね。
ミスに気がつけるように、相手の目で確認する
書いた文章を見直すことを怠ってはいけません。
その文章を読む「相手の目」もしっかりと意識しないのならば、速いタイピングもせっかく書いた文章も無駄になります。
誤字や変換ミスが、場合によっては取り返しのつかない問題に発展してしまうかも知れません。
例えば、
- WEBサイトや広告の原稿が間違えていた
- 大事な書類なのに相手の名前を変換ミスした
- 誤字に気が付かないまま大量に印刷物を発注してしまった
少しの気の緩み、変換ミスが大きな問題になることも少なくありません。
最後に
その文章は誰に届けるのか?
何を伝えたいのか?
その文章で伝わるのか?
最低限、書いた文章は見直すことを習慣化しておきたいものです。
「書いた文章をいちいち見直すなんて面倒くさい!」
そう思う人も多いかもしれません。
けれど、日本語入力ソフトがアップデートされているのに、自分の行動をアップデートしていかないとおいていかれるかもしれません。
気がついたら、日本語入力ソフトがとんでもない変換をしているかもしれませんよ!
自分自身をアップデートすることも忘れないようにしたいですね。
「●●●●●●●●●」の答え
冒頭で書いた「●●●●●●●●●」。
途中で気がついた人も多いと思いますが、答えはひらめいたでしょうか?
文章を書くということは、
「●●●●●●●●●をする」ということ。
「●●●●●●●●●をとる」ともいいますね。
最近では、リモートワークが増えてきて「●●●●●●●●●不足」が問題視されることも増えてきました。「●●●●●●●●●」は仕事のみならず、普段の生活をするにおいてもとても大切なものです。
そう、伏せ字の答えは、「コミュニケーション」でした。
文章を書くということは「コミュニーケーションをする」ということ。
だれかに届け、内容を理解してもらい、読んだ人の感情や行動に変化をあたえるところまでが文章であり、コミュニケーションではないでしょうか。
速さだけを追求した自己満足のタイピングではなく、読む人・他人のため、タガタメになる文章をこころがけたいですね。
それでは!
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