幅広いユーザーにアプローチできることで注目されているYouTube広告。近年ではテレビ画面での視聴も増えてきています。今回はテレビによるYouTube視聴に観点を置き、その広告背景やメリットからデバイスの説明まで解説していきます。
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目次
増加するテレビ画面によるYouTube視聴
これまでYouTubeは、スマートフォンやタブレットで視聴しているユーザーが多かった印象があります。しかし、近年はテレビ画面でYouTubeを視聴しているユーザーが増加。その背景としては、コロナウィルスの影響が挙げられます。日本におけるYouTubeの視聴者数は、コロナウィルスが流行した2020年に急激に増加しました。外出自粛により自宅で過ごす時間が増えたため、動画配信サービスを利用する人が増えたことが要因でしょう。
また、2020年にはテレビ画面での視聴も増加しました。せっかく自宅にいるなら大画面で映像を楽しみたいということで、テレビでYouTubeを視聴するユーザーが増えたのです。そのため、これからYouTube広告を出稿する際にはスマートフォンやタブレットだけではなく、テレビ画面での広告の見え方も考慮して出稿する必要があります。
YouTube広告はどれだけテレビで見られているのか?
ここで気になるのは、どのくらいのユーザーがYouTubeをテレビで視聴しているのか、YouTube広告がどのくらいテレビで見られるのか、ではないでしょうか。2021年11月に株式会社マクロミルが20,000人を対象におこなった調査によると、YouTube視聴者の3割程度はテレビで視聴しているという結果が出ました。YouTubeは2023年現在視聴者数が7,000万人を超えています。その1/3は約2,300万人ですから、無視できないマーケットといえるのではないでしょうか。
YouTube広告をテレビで見るユーザー層の特徴
広告を出稿する際には、その広告をどのような人に届けるかが重要になります。では、YouTube広告をテレビで見るユーザー層はどのような特徴があるのでしょうか。
1.リビングでの視聴が多い
テレビはリビングに置いてあるのが通常です。特に家族を持っている場合はリビングにテレビを置いているので、ソファでくつろぎながらテレビでYouTubeを視聴します。また、他にはダイニングで食事をしながらYouTubeを見るという場面も想像できます。
2.家族や友人など複数での視聴ケースが多い
リビングにテレビが置いていて家族で住んでいる場合だと、一緒に住んでいる家族や友人など複数人で視聴するケースが多くなります。複数人でYouTubeを視聴するケースは50%を超えているデータもあります。
3.専念視聴が多い
YouTubeの特徴として、キーワードで検索したり、いつも見ている類似の動画が紹介されるということ、比較的長い動画が多くを占めていることが挙げられます。そのため、YouTubeを視聴するユーザーは、何かをしながら動画を流しておくよりも、自ら見たい動画を選択して積極的に視聴する「専念視聴」が多いのが特徴です。
YouTubeで広告配信するメリット
YouTube広告はテレビで視聴するユーザーが増えてきていますが、テレビ画面でYouTube広告を配信するのにはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。以下で紹介していきます。
テレビCM同等の効果が期待できる
まず挙げられるのが「テレビCMと同等の効果が得られる」ということ。画面サイズはもちろん、動画を配信できる時間もテレビCMと同じ15秒や30秒と設定できます。またYouTubeでテレビを見ている層の特徴として、複数人で一緒に見ているということも挙げられました。そのため、広告を一度流すことで複数人にリーチできるのもメリットです。
ピンポイントなターゲティングができる
テレビCMの場合は、その番組を見ているすべての人に対してCMが配信されますが、YouTubeで広告を配信する場合は、年齢や性別、興味関心など広告を配信したい人物像だけに広告を配信できます。
ターゲットを絞ることで広告のコストを抑えることができ、効率的にコンバージョンを増加させたり認知を拡大させることができます。
簡単に出稿ができる
YouTubeで広告を出稿するのは面倒くさいイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単にできてしまいます。一度配信する動画を作成してしまえば、あとは配信するターゲットの設定などをおこなうだけで広告を出稿できるので、誰でも取りかかることができます。
テレビCMより費用を抑えられる
テレビCMの制作や配信には莫大な費用がかかります。放映費は、15秒のCMを1回につき100万円ほどのコストがかかる場合もあります。しかしYouTube広告は、予算の上限を設定することができ、1再生あたり約10円ほどです。しかも配信したいターゲットを絞って配信ができるので、コストを抑えながら効果的にコンバージョンの獲得や認知の拡大につなげることができます。
デバイス設定で配信効率を高める
YouTube広告では、どのデバイスに広告を配信するかを設定できます。この設定をおこなうことで、広告の効率を高めることが可能。YouTube広告では「パソコン」、「モバイル」、「タブレット」、「テレビ画面」の4つのデバイスを選択して広告の配信ができます。
すべての対象デバイスに表示する
オーソドックスな設定だと「すべての対象デバイスに表示する」というものが使われます。これは、パソコン、モバイル、タブレット、テレビ画面のすべてのデバイスに広告を配信するものです。
デバイスごとにターゲティングを指定する
「パソコン」、「モバイル」、「タブレット」、「テレビ画面」の4つの項目から配信したいデバイスを選択して広告を出稿することができます。例えば旅行を訴求する広告であれば、リビングでテレビを見ながらくつろいでいる家族に向けて広告を打つと成果が得られそうです。つまり、その際のプロモーションではデバイスを「テレビ画面」に設定すべきでしょう。
自分が配信する広告はどのような人がターゲットになっているのか、そのターゲットは普段どのようなデバイスを使用してYouTubeを見ているのかを想像しながらデバイスを選択してみてください。
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まとめ
コロナウィルスの流行をきっかけに、YouTubeをテレビで視聴するユーザーは急激に増加し、今では3人に1人がYouTubeで動画を視聴しています。
YouTubeで広告を出稿する際にはデバイスごとに広告の表示を設定でき、ターゲットを絞ることができるメリットがあります。それにより「コストを抑えて認知を拡大させる」、「コンバージョンを増加させる」といったことも期待できるでしょう。以前まではスマートフォンやタブレットがYouTubeを視聴するデバイスとして主流でしたが、これからの時代は、テレビも視野に入れて広告を運用したほうがより成果を上げることができそうです。
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