【2023年最新版】LINE広告のターゲティング一覧まとめ

編集部
LINE広告のターゲティング一覧まとめ

いまや当たり前のコミュニケーションツールとなったLINE。当然、このSNSを活用したプロモーションを展開しようと考えている企業も少なくないでしょう。

今回はこれからLINE広告を始めようとしているマーケティング担当者向けに、LINE広告のターゲティングの特徴と一覧、活用事例をご紹介します。

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※関連記事: LINE広告とは?運用方法や特徴を簡単解説

LINE 広告とは

LINEは国内で9,400万人が使用していて、1日に1回以上するユーザー割合は85%と高い利用率を誇っているコミュニケーションアプリです。そんなアプリ内で広告を出稿できるのが、LINE広告となります。ユーザー数がかなり多く、しかもユーザーの利用割合も高いアプリなので、広告を出稿すると広く認知を獲得できるのが特徴。

また広告を出稿することで、オーディエンスのデータも蓄積されていきます。配信効果を分析しながら広告を運用していくことで、より少ないコストで最大の効果が得られるようになっていきます。

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LINE 広告で使えるターゲティング一覧

LINE広告では、以下の3つのターゲティングが設定されています。

  1. オーディエンス配信
  2. オーディエンスセグメント配信
  3. クロスターゲティング

自社の出稿する広告の種類に合わせて、どのターゲティングを使い分けるとより効果が高いかを考えて選択することになります。以下でそれぞれのターゲティングの特徴について紹介していきます。

オーディエンス配信

オーディエンス配信は、自社に顧客のリストが蓄積されている場合に有効な方法です。ユーザーのデータを直接使用し、対象のユーザーに広告を配信する仕組み。この方法は、特定のオーディエンスに対して広告を配信する方法で、広告の配信者側で細かくターゲットを設定できるのが特徴です。

オーディエンスリストの作成方法には以下のような方法があります。

1.ウェブトラフィックオーディエンス

LINE Tagのトラッキング情報を基に、サイトに訪問したユーザーのリストを作成できます。また、サイト内で商品を購入したなどのアクションに基づいてオーディエンスリストを作成し広告の配信も可能です。

2.モバイルアプリオーディエンス

アプリを開いた人やアプリ内で購入した人など、アプリで起こったイベントに基づきオーディエンスリストを作成し広告を配信できます。

3.IDFA/AAIDアップロード

IDFA/AAIDとは、スマートフォンやタブレット端末のアプリで利用されている、広告用の端末識別IDです。端末を識別しているIDのアップロードすることで、どの端末に広告を配信するかを設定できます。

4.電話番号アップロード

保有している電話番号のリストのアップロードすることで、特定の電話番号を有する顧客に広告を配できます。

5.メールアドレスアップロード

保有しているメールアドレスのリストをアップロードすることで、そのアドレスを所有しているユーザーに広告を配信できます。

6.LINE公式アカウントの友だちオーディエンス

LINE公式アカウントの友だち登録をしているユーザーのリストを作成し広告を配信できます。

7.動画視聴オーディエンス

特定の動画を視聴したユーザーのリストを作成し広告を配信できます。さらに、動画の再生率を指定してオーディエンスリストの作成もできます。

8.画像クリックオーディエンス

特定の画像をクリックしたオーディエンスリストを作成し広告を配信できます。

9.類似オーディエンス

類似オーディエンスは、これまで作成したオーディエンスと似ているユーザーを探し、オーディエンスを拡張させることができます。既存の顧客と類似したユーザーに広告の配信ができます。

オーディエンスセグメント配信

オーディエンスセグメント配信では、ユーザーの年齢や性別、居住地域などでセグメントをして、特定のセグメントに広告を配信できます。以下ではオーディエンスセグメント配信で設定できる項目の詳細を紹介していきます。

1.地域セグメント

地域セグメントは、都道府県別や市町村別、居住地域、勤務地、現在地を指定して広告の配信、あるいは除外をおこなうことができます。

2.性別セグメント

男女を選択して配信をおこなうことができます。

3.年齢セグメント

特定の年齢層に対して広告の配信ができます。設定できるのは、以下の区分です。

  • 14歳以下
  • 15-19歳
  • 20-24歳
  • 25-29歳
  • 30-34歳
  • 35-39歳
  • 40-44歳
  • 45-49歳
  • 50-54歳
  • 55-59歳
  • 60-64歳、65歳以上

4.行動セグメント

特定の行動でセグメントが可能です。以下の項目が含まれています。

  • テレビ視聴頻度
  • テレビ視聴頻度が高い
  • テレビ視聴頻度が平均
  • テレビ視聴頻度が低い
  • キャリアの変更
  • 過去2年間でキャリアを変更した
  • 過去2年間でキャリアを変更していない
  • コンバージョン
  • ウェブサイトコンバージョンが多い
  • アプリのインストールが多い
  • ゲームプレイタイプ
  • アドベンチャーゲームプレイヤー
  • カジュアルゲームプレイヤー
  • RPG ゲームプレイヤー
  • モバイル端末の変更
  • 過去2年間で端末を変更した
  • 過去2年間で端末を変更していない
  • ネットワークの利用状況
  • Wi-Fi を利用しない
  • 購買経験
  • ドラッグストア
  • 飲食店
  • 家具屋
  • インテリアショップ
  • 購買意向
  • 自動車
  • 美容
  • コスメ
  • 暮らし
  • 子育て
  • ファッション
  • 小売
  • 食品
  • 飲料
  • 金融
  • 書籍
  • マンガ
  • 転居
  • 直近3ヵ月以内に転居した
  • 直近6ヵ月以内に転居した
  • 転居の可能性がある
  • 住宅展示場を訪れた可能性が高い
  • 半径100m以内に滞在(直近約3ヵ月以内)
  • 半径50m以内に滞在(直近約3ヵ月以内)
  • 半径50m以内に滞在(直近約1ヵ月以内)
  • ゴルフ場を訪れた可能性が高い
  • 直近6ヵ月以内にゴルフ場に滞在
  • 直近3ヵ月以内にゴルフ場に滞在
  • 直近1ヵ月以内にゴルフ場に滞在

5.興味関心セグメント

特定の興味関心を持つユーザーをセグメントし広告を配信できます。

興味関心セグメントの項目は以下のとおりです。

  • ゲーム
  • デジタル機器・家電
  • スポーツ
  • 職・ビジネス
  • ファッション
  • 家・インテリア・園芸
  • テレビ・番組
  • 音楽
  • 教育・学習・資格
  • 金融
  • 健康
  • エンタメ
  • ショッピング
  • 書籍・マンガ
  • 食べ物・飲み物
  • 美容・コスメ
  • 旅行
  • 自動車(軽自動車)
  • コンパクトカー
  • ハッチバック
  • セダン
  • スポーツカー
  • ステーションワゴン
  • ミニバン
  • SUV(コンパクト)
  • SUV(ラージ)
  • 6.属性セグメント
  • 以下の属性でセグメントが可能です。
  • 配偶者
  • 未婚
  • 既婚
  • 子供
  • 子供あり
  • 子供なし
  • 携帯キャリア
  • NTTドコモ
  • au
  • Softbank
  • 推定年収
  • 上位10%以上
  • 上位11%~20%
  • 上位21%~50%
  • 上位51%以下
  • 職業
  • フルタイムワーカー
  • パートタイムワーカー
  • アルバイト・専業主婦(主夫)
  • 誕生日
  • 近日中に本人が誕生日を迎える
  • 近日中に男性の友だちが誕生日を迎える
  • 近日中に女性の友だちが誕生日を迎える

クロスターゲティング

続いてクロスターゲティングについての説明です。クロスターゲティングはLINE公式アカウントやLINEポイントADで取得したデータを用いて広告配信ができる機能。その特徴や設定方法を以下にまとめたのでチェックしてみましょう。

1.LINE広告や公式アカウントから配信可能

クロスターゲティングはLINE広告や公式アカウントから配信できるのが特徴です。

LINE広告では、LINE公式アカウント、LINEポイントAD、Talk Head Viewで取得したデータを配信に使用できます。またLINE公式アカウントでは、LINE広告とLINEポイントADで取得したデータを共有し、メッセージ配信に利用することも可能。データの活用範囲が広がるので、より細かいターゲティングが見込めるでしょう。

2.クロスターゲティングの設定方法

クロスターゲティングは、LINE Official Account Managerにログインして、LINE公式アカウントの管理画面でオーディエンスの共有設定をONにすることで、LINE公式アカウントの管理画面で作成したオーディエンスをLINE広告で利用できるようになります。

ターゲティングの活用事例

ここまでLINE広告のターゲティングの種類について解説してきました。かなりの項目があり、広告運用が初めてだとわかりづらかったりイメージできなかったりする部分もあるかもしれません。

ここからは、これらのターゲティングをどのように広告配信に活用するのか、その事例を紹介していきます。

コンバージョンの増加を目標にした場合

コンバージョンの増加は売り上げにも直結する目標です。すでに顧客を獲得している場合、その顧客の類似ユーザーに配信をおこなうことで、今集まっている顧客と属性が似たユーザーに広告を配信できるので、コンバージョンの増加が期待できるでしょう。顧客のアドレスや電話番号などのデータを収集しておくことで、その他プロモーションにも活用ができます。

予算内でのコンバージョン最大化を目標にした場合

限られた予算のなかでコンバージョンを最大化したい場合は、より確度の高い顧客に広告を配信する必要があります。一度自社のランディングページに訪れたもののコンバージョンに至らなかったユーザーは、自社のサービスなどには強く関心を持っていて検討中の可能性が高いです。そうしたユーザーに広告を配信することで、予算内でもコンバージョンを最大化できます(リマーケティング)。

店舗の訪問コンバージョンを目標にした場合

インターネットショップの場合は全国どこでも商品を購入できますが、店舗を構えている場合は、実際に店舗に足を運んでもらわなければなりません。そのため、店舗の所在地から半径300m以内や、店舗がある市町村に絞り込んで広告を配信することで、店舗周辺のユーザーに広告を配信できます。

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この資料で分かること

  • 広告運用でありがちな失敗~なぜ成果がでないのか?
  • 支援事例①CVRを高めCV1.5倍を実現
  • 支援事例②CPAが5分の1に。きめ細かな運用が決め手に
  • 支援事例③LPの改修でCVRが約5倍に

まとめ

この記事では、LINE広告のターゲティングの一覧を紹介し、それぞれの項目について解説してきました。また後半では、LINE広告を活かして、目的別に活用事例も紹介してきました。LINEは国内で9,400万人が使用していて、85%が1日1回使用するアプリなので、LINE広告を運用することでかなり多くの顧客にリーチが可能となります。

効率的に広告を運用していくためにはターゲティングは欠かせません。ターゲティングの種類が理解できると、自社の広告ではどれを選択するとより効果的に配信をおこなえるかが見えてきます。ターゲティングをうまく活用して、自社の商品の認知拡大や成約実績を広げていきましょう。

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    編集部

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