【簡単解説】X(Twitter)アナリティクスの見方・使い方と効果的な分析方法5選

編集部

X(Twitter)運用をおこなう場合、ポスト(ツイート)への反応などが確認できる「X(Twitter)アナリティクス」は、欠かせないツールの一つです。X(Twitter)アナリティクスを利用することでさまざまな解析が可能となり、高いマーケティング効果が期待できます。

今回の記事では、X(Twitter)アナリティクスの見方や具体的な使い方、効果的な分析方法について紹介します。X(Twitter)運用でお困りの方や、これからX(Twitter)rの解析をしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

成果の出ないSNS広告にお困りではないですか?

タガタメならストレスのないコミュニケーショと精度の高い施策を実現しております。

このようなお悩みをお持ちではないですか?

  • 代理店や自社で出稿しているけど費用対効果に満足できていない
  • レポートの提出や効果改善のための提案がもっと欲しい
  • 小さなことでも遠慮なく相談できる担当者がいい
  • WEBサイトやクリエイティブなど包括的なアドバイスが欲しい

    X(Twitter)アナリティクスとは

    X Twitterアナリティクスとは

    「X(Twitter)アナリティクス」は、無料で使用できるX(Twitter)公式の解析ツールです。

    X(Twitter)アナリティクスでは、「どれくらいの人に見られているか」「いいねの数」「フォロワー数の増減」などの反応を具体的な数字で確認できるほか、ポスト(ツイート)ごとや時間ごと、コンテンツごとのさまざまな観点からのデータ閲覧が可能です。

    X(Twitter)アナリティクスの見方と使い方

    X(Twitter)アナリティクス 見方 使い方

    ここでは、X(Twitter)アナリティクスの見方や使い方について解説していきます。

    1.X(Twitter)アナリティクスにログインする

    まず、ブラウザからX(Twitter)アカウントにログインします。iPhoneの場合はsafari、アンドロイドの場合はchromeからです。X(Twitter)アナリティクスのページにアクセスし、左側の青い「はじめる」をクリックします。

    Twitterアナリティクス 見方 使い方

    遷移先は、「はじめる」「X(Twitter)アカウントでログイン」「アナリティクスを有効にする」など、アカウントのログイン状態によってそれぞれ異なる点に注意しましょう。

    また、X(Twitter)アナリティクスを初めて使用する場合は、X(Twitter)アカウントにログインしてX(Twitter)アナリティクスのページに移動し、「アナリティクスを有効にする」を押すだけですぐに使い始められます。

    各種データは、アカウントを作成した時点からアナリティクス内に蓄積されているため、「有効化/無効化」などの事前設定は必要ありません。ログインするだけで過去のさまざまなデータを見ることができます。

    2.「ホーム」の見方と使い方

    それでは、X(Twitter)アナリティクスの「ホーム」画面から見ていきましょう。

    ホーム画面の一番上には、「過去28日でのパフォーマンスの変動」が表示されています。

    Twitterアナリティクス 見方 使い方 ホーム

    ここでは、各指標の「前の28日間」と「直近28日間」を比べた結果が簡単にわかるようになっており、アカウントに関する大まかな確認が可能です。

    指標としては、次のような項目があります。

    • ポスト(ツイート)
    • ポスト(ツイート)インプレッション
    • プロフィールへのアクセス
    • フォロワー数
    • ポスト(ツイート)の概要
    • フォロワー

    それぞれ説明します。

    ポスト(ツイート)

    「ポスト(ツイート)」は、過去28日間に投稿したポスト(ツイート)数です。

    ポスト(ツイート)数表示の右側には、前回の28日間と比較したパーセント数が表示されており、ポスト(ツイート)数がどのくらい増減したのかが一目でわかるようになっています。どのくらいの頻度でポストしているか、安定的かつ活発にポスト(ツイート)できているかといった分析に利用できます。

    ポスト(ツイート)インプレッション

    「ポスト(ツイート)インプレッション」は、投稿したポスト(ツイート)が表示された回数です。

    ユーザーがタイムラインでポスト(ツイート)を見てくれた回数だけでなく、Googleの検索結果に表示された場合もカウントに含まれます。

    プロフィールへのアクセス

    「プロフィールへのアクセス」は、ユーザーがプロフィール画面にアクセスしてくれた回数です。

    ポスト(ツイート)内容に興味を持ったユーザーがわざわざ見に来てくれた回数ともいえるため、ユーザーにどれくらい興味を持たれたのかを測る指標として分析に活用できます。

    フォロワー数

    「フォロワー数」では、フォロワー数の増減が表示されます。

    現在のフォロワー数の総計と、その右側に前日のフォロワー数と比較した増減数が掲載され、アカウントの成長レベルの分析が確認可能です。

    ポスト(ツイート)の概要

    「ポスト(ツイート)の概要」では、「トップポスト(ツイート)ト」「トップの@ポスト(ツイート)」「トップフォロワー」「トップのメディアポスト(ツイート)」の各項目で大まかな確認・分析ができます。

    「トップポスト(ツイート)」は、その月に最も多く表示されたポスト(ツイート)、「トップの@ポスト(ツイート)」は、その月にメンション(@)されたポスト(ツイート)のなかで一番反応が多かったポスト(ツイート)です。

    また、「トップフォロワー」は、その月にフォロワーになったユーザーのなかで最もフォロワー数の多い(影響力の高い)ユーザー、「トップのメディアポスト(ツイート)」は、その月で最も大きな反応があった画像・動画つきのポストを指します。

    ポスト(ツイート)の概要では、画面右側に「ポスト(ツイート)」「ポスト(ツイート)インプレッション」「プロフィールへのアクセス」「@ポスト(ツイート)」「その月のフォロワー数の増減」が表示されているため、遷移せずにそのまま確認ができて便利です。各月の象徴的な結果となったポスト(ツイート)が確認できるため、大体の傾向を分析する場合に活用しやすいでしょう。

    3.「ポスト(ツイート)」の見方と使い方

    上部のメニューバーにある「アナリティクス」>「ツイートアクティビティ」をクリックして、「ポスト(ツイート)アクティビティ」を表示させることができます。

    X Twitterアナリティクス 見方 使い方 ツイート

    ここでも過去28日間のデータが確認できますが、右上の「カレンダーマーク」から対象期間の指定もできるところが特徴です。1日ごとの「オーガニックインプレッション数(青色)とポスト(ツイート)数(灰色)」が棒グラフのなかにカーソルを合わせることで表示され、広告運用をおこなっている場合は、得られた「プロモインプレッション(黄色)」も表示されます。

    また、グラフの下には、指定された期間に投稿したポスト(ツイート)の「インプレッション数」「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」が、投稿した順番で表されています。「エンゲージメント数」のなかには、「リンクのクリック数」「いいね・返信」「プロフィールへのアクセス」「リポスト(リツイート)」「メディアの再生数・エンゲージメント数」などが含まれており、グラフの下になるポスト(ツイート)をクリックすることでポスト(ツイート)ごとのエンゲージメント詳細も確認可能です。

    広告を運用している場合は、広告経由とオーガニックそれぞれでも確認できるなど、ポスト(ツイート)によってどれくらいの反応を得られたかの分析がスムーズに進められます。

    さらに、グラフの下にも下記のような機能があります。

    • ポスト(ツイート)ト
    • トップポスト(ツイート)
    • ポスト(ツイート)と返信
    • プロモーション

    それぞれについて紹介します。

    ポスト(ツイート)

    上部メニューの「ポスト(ツイート)」をクリックすると最初に表示される画面が、「ポスト(ツイート)」です。

    「ポスト(ツイート)」は、対象期間中にポストした内容を投稿順に見たい場合に利用できるほか、それぞれのポスト(ツイート)に対する「インプレッション数」「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」も確認できます。

    ポスト(ツイート)を時系列順に探す際や、ポスト(ツイート)がどれだけエンゲージメントを獲得したのか分析する際に活用しやすいでしょう。

    トップポスト(ツイート)

    「トップポスト(ツイート)」では、直近28日間でインプレッション数が多い順にポスト(ツイート)が表示されます。

    そのため、インプレッションが多い順にポスト(ツイート)を並び替えて確認する場合などに使えて便利です。

    また、どのような内容でインプレッションが伸びやすいのかわかりやすいだけでなく、インプレッション数が多いポスト(ツイート)のなかでさらにエンゲージメント率が高いポストを探すケースでも役立ちます。

    ポスト(ツイート)と返信

    「ポスト(ツイート)トと返信」では、リプライを含めたポスト(ツイート)の「インプレッション」「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」が表示されます。

    特に、積極的にリプライをおこなうアカウントでは、インプレッション数が多かったリプライや行動を促しやすいインプレッションなどを分析する際に役立つでしょう。

    プロモーション

    「プロモーション」では、広告に利用したポスト(ツイート)の「インプレッション」「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」が表示されます。

    X(Twitter)広告では主に、「フォロワーを増やす」「サイトへの遷移」「商品・サービスのPR」の3つの目的がありますが、いずれにおいてもプロモーションポスト(ツイート)のエンゲージメント率が重要です。そのため、X(Twitter)のポストを広告運用で使っている場合は、「プロモーション」のチェックをおすすめします。

    4.「動画」の見方と使い方

    「動画」では、ポスト(ツイート)した動画コンテンツのデータ分析が可能です。

    上部にある「詳細」をクリックし、「動画アクティビティ」に移動します。

    X Twitterアナリティクス 見方 使い方 動画

    ここでは、動画の尺全体の何%まで再生されたかを表す「保持」に加え、「動画の再生数」「再生時間(分)」、動画を最後まで見たユーザーの割合である「完了率」や「アクション誘導のクリック回数」がわかります。

    動画ポスト(ツイート)に対するユーザーアクションが詳細に把握できるため、分析に活用しやすいでしょう。

    5.X(Twitter)アナリティクスをスマートフォンなどから見る場合

    スマートフォンなどを使ってX(Twitter)アナリティクスを見る場合、前述したようにブラウザから入ってログインします。「X(Twitter)アプリ」からアナリティクスに入ることはできませんが、各ポスト(ツイート)下部の「ポスト(ツイート)アクティビティ」表示(グラフアイコン)をタップし、反応の確認ができます。

    その際、ポスト(ツイート)アクティビティで見られる項目は、「インプレッション」「エンゲージメント総数」「クリック数」「いいね」「プロフィールクリック数」です。出先などで簡易的に確認したい場合は有効ですが、全体を把握するには大きいパソコン画面で見ることをおすすめします。

    X(Twitter)アナリティクスをうまく活用するポイント

    X Twitterアナリティクスをうまく活用するポイント

    X(Twitter)アナリティクスから得られたデータは、分析してマーケティングに活かすことが重要です。

    上手に活用するためのポイントとしては、下記の3つがあります。ぜひ押さえておきましょう。

    • データを把握し目標のポイントを定める
    • 課題・仮説・改善を繰り返しおこなう
    • 複数の問題がある場合は同時ではなく1つずつ実行

    それぞれ解説します。

    1.データを把握し目標のポイントを定める

    X(Twitter)アナリティクスで数値化されたデータを確認すると、ユーザーの興味をひいたり行動を促すことができたりした部分が明確化します。こうした現状をしっかり把握して、今後の目標のポイントを定めるとよいでしょう。

    例えば、20代男性をターゲティングしているのに40代男性のフォロワーが多いといった現状の場合、投稿内容がターゲット層からずれている可能性が高いです。

    また、そもそも商品・サービスの設計自体に問題がないか確認する必要があります。

    2.課題・仮説・改善を繰り返しおこなう

    X(Twitter)アナリティクスのデータを分析することで、アカウントを運用しているだけでは見えなかった課題が明らかになります。浮上した課題をもとに、「こうやったらうまくいくのでは」といった仮説を立ててポスト(ツイート)内容や投稿方法を改善するとよいです。

    また、これを繰り返しおこなうことで成果につながります。1回のみで終わらせるのではなく、定期的に実施して続けていくことをおすすめします。

    3.複数の問題がある場合は同時ではなく1つずつ実行

    問題が複数ある場合は1つずつ改善をおこなっていくことがポイントです。問題を見つけてその改善策を考える場合、複数の改善案を同時に試してしまうと、改善が見られたとしてもどの改善案が有効だったか判断ができません。再現性を落とすことのないよう、1つずつ確実に実行するように心がけましょう。

    X(Twitter)アナリティクスの分析方法5選

    X Twitterアナリティクスの分析方法5選

    それでは、X(Twitter)アナリティクスを利用した分析方法を目的別に5つ紹介していきます。

    1.フォロワー増加を目的とした分析方法

    フォロワーを増やすには、特に「インプレッション数」と「エンゲージメント率」、「プロフィールクリック数」「フォロー率」に注目するのがおすすめです。

    インプレッション数はポスト(ツイート)回数を増やす、リポスト(リツイート)を促す内容のポスト(ツイート)をおこなう、などで伸ばすことができます。どのようなポスト(ツイート)をすればユーザーからの反応が増えるのか、X(Twitter)アナリティクスのデータから分析して改善につなげるとよいでしょう。

    また、プロフィールクリック数は多いのにフォロワー数が増えないケースでは、プロフィール設定の見直しが必要です。

    2.WEBサイトへの流入を目的とした分析方法

    WEBサイトへの流入を増やしたい場合は、「URLクリック数」を確認します。加えて、リンクに誘導するにはどのような言葉が効果的か、またURLがクリックされるのはどのようなページなのかなどの分析も大切です。

    3.エンゲージメントの増減を知るための分析方法

    「リポスト(リツイート)数」「いいね・返信」などの指標を合算した「エンゲージメント数」や「エンゲージメント率」の増減を見ることで、どのポストがユーザーから多くの反応があったのかが確認できます。

    効果があったと思われるポスト(ツイート)は条件を変えていろいろ試し、どの場合でも反応が良かったら、エンゲージメント数を上げる方法として取り入れることがおすすめです。その際は、どの指標が伸びた結果、エンゲージメント全体の数が伸びたのかを分析する方法が有効です。

    4.ポスト(ツイート)の拡散力の改善を目的とした分析方法

    ポスト(ツイート)の拡散力を改善し、より多くのユーザーに見てもらえるようなポスト(ツイート)をするには「リポスト(リツイート)」の分析が効果的です。「リポスト(リツイート)数」だけでなく「リポスト(リツイート)率」もチェックし、どのような投稿がリポスト(リツイート)されやすいのか分析しながら、リポスト(リツイート)内容のヒントを探ります。

    また、「いいね」の数と率を確認することで、「いいね」はされるのにリポスト(リツイート)はされないポスト(ツイート)の傾向が分析可能です。

    5.UGC数を計測したいときはエゴサーチやソーシャルリスニングツールを活用

    「UGC数」はX(Twitter)アナリティクスで計測できないため、エゴサーチやソーシャルリスニングツールを活用するとよいでしょう。

    ただし、インプレション数やエンゲージメント数が少なければ、UGCを生み出すきっかけをアカウント運用から作り出すことができません。X(Twitter)アナリティクスでは、UGCのきっかけは届けられているかという観点から分析する方法がおすすめです。

    成果の出ないSNS広告にお困りではないですか?

    タガタメならストレスのないコミュニケーショと精度の高い施策を実現しております。

    このようなお悩みをお持ちではないですか?

    • 代理店や自社で出稿しているけど費用対効果に満足できていない
    • レポートの提出や効果改善のための提案がもっと欲しい
    • 小さなことでも遠慮なく相談できる担当者がいい
    • WEBサイトやクリエイティブなど包括的なアドバイスが欲しい

    まとめ

    X(Twitter)Twitterアナリティクス

    ポストで即時的な反応を促すことができるX(Twitter)では、X(Twitter)アナリティクスを活用した効果的なマーケティングが可能です。そのためには、ただ確認して終わらせるのではなく、さまざまな解析をおこなうことが重要になります。

    ぜひ、今回の記事を参考にして、X(Twitter)アナリティクスを有効活用していきましょう。

    この記事のURLをコピーする コピーしました
    編集部

    タガタメの編集部です。読んで頂いた人がすぐ行動できるメディアを目指し、サービス提供を通じて汎用的で皆さんがすぐ使えるノウハウや情報を発信していきます。

    おすすめ記事

    タガタメでは一業種一社限定の
    WEBコンサルティングを提供。

    ・広告の費用対効果があわない
    ・どんな広告が良いのか悪いのか分からない
    ・サイト改善してコンバージョン率を上げたい
    ・担当者への要望がなかなか反映されない
    上記内容にお困りの方、デジタル領域の課題に対して最適なプランをご提案致します。
    お気軽にお問い合わせください。