【2021年12月更新】Yahoo!広告の概要と画像サイズ

編集部

Yahoo!広告は、日本国内で最大級のアクセス数を誇るポータルサイト「Yahoo! JAPAN」をはじめ、ヤフーと提携しているさまざまなサイトに広告を掲載して、顧客への効果的なアプローチが見込める広告です。

この記事では「Yahoo! JAPAN」の特長や各種広告の形式、さらに画像サイズなどについてまとめています。

Yahoo!広告の特徴を徹底解説!Google広告との違いから活用シーンまで

日本最大級のアクセス数

日本国内で最大級のアクセス数を誇るのが、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」です。ネットに接続したことのある人でしたら、すぐに頭の中で「ああ、あれか」とイメージできるほど、広く浸透しているポータルサイトと言えます。

月間アクティブユーザー数は、スマートフォンで6,800万UU、パソコンで2,100万UUにもなります。また、リーチ数も日本最大級で、日本国内のスマートフォンユーザーおよそ7,800万人のうちの約87%、パソコンユーザーおよそ3,300万人のうちの約64%にリーチしています。そして、ページビュー(PV)数は、月間約800億PVにもなります。

参考:Yahoo! JAPANのメディア力 – Yahoo!マーケティングソリューション

Yahoo! JAPANを含めた提携サイトに掲載できる広告の種類と画像サイズについて見ていきましょう。

Yahoo!広告は大きく分けて2種類

Yahoo!広告には「検索広告」「ディスプレイ広告」の2種類があります。

検索広告

Yahoo! JAPANで検索したユーザーに対して、検索結果のページに検索キーワードに関連する広告を表示します。

ディスプレイ広告

Yahoo! JAPANのポータルサイトのトップページなどに表示する画像や動画広告です。この記事をご覧になっている方も「ああ、あれか」とイメージできるほど広く知られている広告掲載場所と言えます。

それぞれ詳しく見ていきます。

検索広告

検索されたキーワードに関連して広告が表示される仕組みです。ターゲットとなるのは、興味の対象を具体的なキーワードで探しているユーザーで、表示された広告主の商品やサービスにすでに興味を持っているユーザーにダイレクトに訴求できます。

例えば、「英会話 松戸」で検索したユーザーには、検索結果のページに千葉県松戸市やその近郊にある英会話教室の広告が表示されます。

検索広告の主なメリットは2点あります。

  1. 購買意欲のある顧客に訴求できること
  2. ターゲティングを活用した広告配信ができること

です。

1の購買意欲のある顧客に訴求できること、に関してはすでに説明しましたので、2について詳しく見ていきます。

ターゲティング

ターゲティングには、4種類あります。

a.サイトリターゲティング

過去に広告主のサイトを訪問したことがあり、さらに、検索サイトで商品やサービスを検索しているユーザーに対し、広告を表示します。

b.デバイスターゲティング

パソコンやスマートフォン、タブレットといったデバイスごとに、広告の入札価格調整率を設定できます。こうすることで、特定のデバイスの入札価格を調整したり、広告の配信対象デバイスを絞り込んだりできます。

c.地域ターゲティング

特定の地域に限定して広告を配信したり、対照的にその地域を広告の配信から除外する機能です。検索利用者の所在地や検索キーワードの情報などをもとに地域を判定します。

d.曜日・時間帯ターゲティング

指定した曜日や時間帯で利用している検索利用者に広告を表示できます。

そのほか、

最大6件までお好きなリンクを貼れる「クイックリンクオプション」や、表示された電話番号をタップするだけで電話をかけられる「電話番号オプション」などのオプションも追加できるので、自社の製品やサービスの特性に合わせてチョイスすることができます。

検索広告は、クリック課金型。つまり、広告を出稿してユーザーがその広告をクリックすることではじめて広告代金の支払いが発生するシステムを採用しています。極論をいえば、広告が表示されたものの一度もその広告がクリックされなければ料金は発生しません。

検索広告のフォーマット

拡大テキスト広告

タイトルを最大3本、説明文を最大2本まで入稿することで、表示されるテキスト量が増え、視認性の向上や、情報量の増大などの効果を期待できます。

レスポンシブ検索広告

タイトルを最大15本、説明文を最大4本まで入稿することで、クリックされるために最適な組み合わせをヤフーが自動的に判断し、検索結果の画面に掲載します。

※タイトルは最低3本以上、説明文は最低2本以上の入稿が必要

検索連動型広告とは?メリット・デメリットと始め方を簡単解説。

ディスプレイ広告

ポータルサイトYahoo! JAPANのトップページをメインにして、さまざまなフォーマットで掲載できる広告です。

ディスプレイ広告には「予約型」「運用型」の2タイプあり、広告主が抱える課題や目的に応じて幅広いメニューから出稿することができます。

予約型

広くリーチして認知を獲得するのに適した広告スタイルです。広告を出稿したいタイミングをあらかじめ予約することで、その日時に確実に広告を配信することができます。

また予約型専用の広告フォーマットも活用できるので、Yahoo! JAPANのトップページ訪問者に対して、より印象的な広告を配信します。

運用型

Yahoo! JAPANや提携先サイトを閲覧しているユーザーに対して、そのユーザーが興味関心のありそうな広告を表示します。少額からでも利用できること、クリック課金型であること、さらにさまざまな広告フォーマットがあることが特長です。

広告フォーマット

ここからは、どのような広告クリエイティブを用意すればよいのかフォーマットをご紹介していきます。


レスポンシブ広告

広告を自動的に掲載面のサイズが端末などに合わせて最適化して配信する広告フォーマットの1つです。自動的に調整してくれるため、何種類もの画像サイズや動画サイズを用意する必要はありません。

画像サイズ

  • 横向き画像(1.91:1)
  • 最小サイズ=1200×628
  • 最大ファイルサイズ=3MB
  • スクエア画像(1:1)
  • 最小サイズ=300×300
  • 最大ファイルサイズ=3MB

入稿例(300ピクセル×300ピクセル画像)

入稿例(1200ピクセル×628ピクセル画像)

バナー広告

画像や動画を表示する広告で、テキストは入りません。印象的な画像や動画で閲覧者の気を引き、バナーに貼られたリンク先へのクリックを促します。

パソコンの場合の画像サイズ

アスペクト比最小ピクセルサイズ
11:1600×600
26:5300×250
339:5468×60
4728:90728×90
54:15160×600
61:2300×600

※ファイルサイズは最大3MB
※(1)~(6)いずれかのサイズで作成してください。

タブレットの場合の画像サイズ

アスペクト比最小ピクセルサイズ
11:1600×600
26:5300×250
339:5468×60
4728:90728×90
54:15160×600
61:2300×600

※ファイルサイズは最大3MB
※(1)~(6)いずれかのサイズで作成してください。

スマートフォンの場合の画像サイズ

アスペクト比最小ピクセルサイズ
11:1600×600
26:5300×250
332:5320×50
4728:90728×90
539:5468×60
64:15160×600
716:5320×100
816:9640×360

※ファイルサイズは最大3MB
※(1)~(8)いずれかのサイズで作成してください。

動的ディスプレイ広告

インターネットユーザーの行動履歴をもとに、各ユーザーの興味や関心に合わせた広告を動的に作成し、配信するのが動的ディスプレイ広告です。ユーザー本人だけでなく、そのユーザーに興味や関心が似ている他のユーザーの行動から、ユーザー本人がまだ閲覧していない商品を広告内で提案することもできます。

画像サイズ

  • ロゴ400×200、600×80、600×600
  • 3サイズ全て入稿が必要
  • ファイルサイズは最大3MB

キャンペーンバナー

  • 600×500、600×600、600×80、600×1200
  • いずれかのサイズの入稿が一つ以上必要
  • ファイルサイズは最大3MB

カルーセル広告

複数枚の画像を組み合わせて表示する、横長のバナー広告です。各画像に異なる画像やリンク先URLなどを設定することで、商品やサービスの特徴をさまざまな形で伝えられます。 また、広告をスワイプして複数のカルーセルカードを表示できるため、商品やサービスのストーリーを伝えたり、横長の大きな画像として商品の魅力を表したりすることも可能です。

画像サイズ

  • 広告部分
  • サイズ:600×600
  • 最大ファイルサイズ=3MB
  • カード部分
  • サイズ:600×600
  • 最大ファイルサイズ=3MB

まとめ

日本国内で圧倒的なアクセス数を誇るYahoo! JAPAN。自社の製品やサービスの状況に合わせて、最適なタイミングで広告を打てば、最良の結果を得ることができるはずです。

出稿の相談などのお問い合わせは、弊社までお願いいたします。

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編集部

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